受けいれた暴力
番田
去年のバーゲンセールを思い出す この時期は いつも
街は人気のない朝を迎えることが望ましいと思える
毎日のように目黒川から発散される吐き気のする匂い
ぼんやりと 女や子供に似た 不気味で 不機嫌な朝を散歩する
工場の煙突の上 多くが疲れているように感じる夕暮れ
自由詩
受けいれた暴力
Copyright
番田
2012-12-21 02:20:45
縦