あいびき
梅昆布茶
僕はだれにもあいたくはなかった
きみいがいのだれにも
僕にはうたさえなかった
でもちんもくにもたえきれずに
ことばをさがしていた
絶望なんてぜいたくななやみだった
くうきょよりはましさ
僕はただあいびきがしたかっただけなんだ
じかんやくうかんにはばまれないものがひつようだった
何処であおうかいつもかんがえていた
なにをしようかいつもかんがえていた
かんがえるばかりであわがはじけていった
オレンジ色のいすがわらっているほら
へやのすみで
沢山のつぎはぎざいくでできたじぶんなんてもういやだとおもったが
よけいなおせわのつきよはぼくをかんがえさせた
選ばれないものにしたがおうとおもった
それがすなおさならそれでいいとおもった
決められたっていいんだ
たとえきめられなくたって
僕はゆだねようとおもったんだ
あまり重要ではないなにかいがいのものに
それをどう名付けるかはきみのじゆうだが