希望の朝
三田九郎
夜と朝の
境界線は
音もなく
やさしく引かれ
月の輪郭は
あわく
ほどかれ
いつのまに
僕らは
しんと
立たされる
夜の長さと引きかえに
いやおうなく
希望の朝
自由詩
希望の朝
Copyright
三田九郎
2012-12-08 20:34:16
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