無線
subaru★
繋がりなんて無いと思っていた
見えないものは信じないと
決め込んでいた
飛び交うのは
想像したくないものだと
決め込んでいた
見えないものは
ふれあえないものだと
勝手に案じていた
手を繋げばショートして
水と油のように弾き合って
語り合えれば
互いに惹きあうのに
なのに
守るべきことに
拘り過ぎて
接触を怖れて
スイッチを押せないでいた
見えなくても
実は繋がろうとしている
想像出来ない豊かなもの
触れて 初めて 分かる
見えなくても
繋がろうとしている
無数の線が
あなたの
目の前にも
張りめぐらせている筈だ