心は六本木に
番田
詩を書いたことがある
少ないのかも知れない まわりに そんな人は
寒い冬の明け方
仕事で 遠くに 出かけていく人を見た
僕には たぶん できそうもない
そうも言ってはいられない経済状況なのだが
部屋で 失業して 文学の勉強をしていた
すきま風が指先に冷たかった
日本文学が残すべきものとは 例えば 何だろう
それはそれで どうでも良いのだけれど
今月で金が底をつく
*
野菜をスーパーで買いあさり
味噌汁を作った
自由詩
心は六本木に
Copyright
番田
2012-11-25 02:09:47
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