降りそそぐような星空に流れる言葉
kauzak

言葉は何処までも流れてしまう

僕は君とあんなに語り合った
というのに覚えていないんだ
何も


無数に星が瞬く空を見上げていると
なんだが吸い込まれそうで
目を逸らしてしまったんだ

君が悲しい顔をしていたことも
見逃してしまったんだ


言葉は何処までも流れて行く

流れ着く先は何処だろう
広い海ならいいけれど

蒸発してしまうのだろう
多分

降りそそぐような星空へと


自由詩 降りそそぐような星空に流れる言葉 Copyright kauzak 2012-11-20 23:55:45
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