銀河
黒髪

流れゆく川のように
ゆっくりとした足取りの妖精達
昨日までの汲々とした世界から区別された聖性を掲げ
大地は誇り高く実りを告げる
冬の星座も宙高く
また来る聖夜には全てが始まる
すべての予感は意義深く
幼子の喜びは決しておごらず
すべての祈りが心に触れる
すべての人の数だけ心があるなんて


自由詩 銀河 Copyright 黒髪 2012-11-15 23:09:28
notebook Home 戻る