「この声を」
　　　　　　　　　　　　木の若芽



毎晩の眠りを
和やかな瞑想と等しくさせたい
かろやかになって
秋から冬へ
いのちと宇宙の調和を守りたい


わたしだけしかいない
声を出して祈ってみよう
いちばんやさしく深く響くように
大切に心こめて
この声を聞くのは
ただ宇宙だけだから

　
晴れたら木にも聞いてもらおう
いつかあなたにも聞かせてあげよう