貴方を想う、夜。
柊 蒼衣
眠れはしない
この心臓から伝わる
僕の音 貴女の音
瞳を閉じれば
より一層 残像が支配する世界
「声さえ隣に居て欲しい」
言い放つ言葉は夜の闇に溶けてゆき
僕の中で連鎖されてゆく
昨日から今へ
そして明日へと
貴女を想う
自由詩
貴方を想う、夜。
Copyright
柊 蒼衣
2012-11-05 20:36:43