一人遊びしながら
木の若芽

「一人遊びしながら」
              木の若芽



休んでいるあなたのそばで
静かになわとびをする
とぶたびに足もとからしゃぼん玉がわいて
虹色に夢ことばのせて飛んでいく



待っているの
一人遊びしながら
くるり とん と
足を鳴らして1回転すると
迎えているの
木と鳥と星といっしょに遊びながら



はっと気づいたら 体がない
ばらばらになってしまったみたい
でも心はちゃんとある
今までとどこかちがう心
もっと大きなやわらかい心だ
自由自在に遊ばせ
夢を現実にひきいれる勇気を出す扉を
いつでも開けるように準備して



自分を元気にして
まわりを元気にして
宇宙を喜ばそう



宇宙に喜んでもらえるすてきなエネルギーを
    流れさせることができたら
それがほんの一時であっても
生まれて生きたかいがあったと
    思うことにまちがいはないのだろう

 

緑の中に飛びこもう
山谷に駆けこもう
心に満ちるエネルギーは
体のエネルギーに変換させよう
一人遊ぼう
宇宙自在に


自由詩 一人遊びしながら Copyright 木の若芽 2012-11-03 15:41:41
notebook Home