一人遊びしながら
木の若芽
「一人遊びしながら」
木の若芽
休んでいるあなたのそばで
静かになわとびをする
とぶたびに足もとからしゃぼん玉がわいて
虹色に夢ことばのせて飛んでいく
待っているの
一人遊びしながら
くるり とん と
足を鳴らして1回転すると
迎えているの
木と鳥と星といっしょに遊びながら
はっと気づいたら 体がない
ばらばらになってしまったみたい
でも心はちゃんとある
今までとどこかちがう心
もっと大きなやわらかい心だ
自由自在に遊ばせ
夢を現実にひきいれる勇気を出す扉を
いつでも開けるように準備して
自分を元気にして
まわりを元気にして
宇宙を喜ばそう
宇宙に喜んでもらえるすてきなエネルギーを
流れさせることができたら
それがほんの一時であっても
生まれて生きたかいがあったと
思うことにまちがいはないのだろう
緑の中に飛びこもう
山谷に駆けこもう
心に満ちるエネルギーは
体のエネルギーに変換させよう
一人遊ぼう
宇宙自在に