3
ズー




くだり坂を転がりながら
ミートボールたちは言いあっている
きみの家を焼いたとしても、そうだな
つめたいパスタはおいしくないね


依然として玉ねぎは
玉ねぎをやめようとしない
そこはソースとソースのあいだで
玉ねぎだった、しっちたいの


テーブルをよっつ
娘の正方形は
秋だったよな
夏だったよな



自由詩 3 Copyright ズー 2012-10-23 12:23:46
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