いつかどこかへ続く道
たまごボーロ

この道は、何処へ続いているのだろう。

このようなことを、あの頃はずっと考えていた。

今までにつらい、苦しい、もうやめたい。と、膝をつきそうになることが何度もあった。

だが、そのたびに何年後かの自分が今を思い返したとき、情けない思いをしないだろうか?

そう、思っては歯を食いしばった。

こんな辛い思いをして、何があるのだろうか。一体この道は何処へ続くと言うのだろうか。

だがそれでも、

ただひたすらに前へ、前へ。

そして、人生や仕事において修羅場を越えたとき、

今までがあってからこそ、乗り切れたことに気が付く。

あの道はこんな所に繋がっていたのか。

自分の成長を僅かながら感じることもありながら、あの頃からずいぶんと遠くへ来たな。と、色々振り返って気が付くことが多い。

そして、これからもこの道は繋がっていく。

何処までも、いつまでも。

その道に終わりが来るまで。

遠くへ。

ずっと前へ。



自由詩 いつかどこかへ続く道 Copyright たまごボーロ 2012-10-03 20:37:07
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