いつかどこかへ続く道
たまごボーロ
この道は、何処へ続いているのだろう。
このようなことを、あの頃はずっと考えていた。
今までにつらい、苦しい、もうやめたい。と、膝をつきそうになることが何度もあった。
だが、そのたびに何年後かの自分が今を思い返したとき、情けない思いをしないだろうか?
そう、思っては歯を食いしばった。
こんな辛い思いをして、何があるのだろうか。一体この道は何処へ続くと言うのだろうか。
だがそれでも、
ただひたすらに前へ、前へ。
そして、人生や仕事において修羅場を越えたとき、
今までがあってからこそ、乗り切れたことに気が付く。
あの道はこんな所に繋がっていたのか。
自分の成長を僅かながら感じることもありながら、あの頃からずいぶんと遠くへ来たな。と、色々振り返って気が付くことが多い。
そして、これからもこの道は繋がっていく。
何処までも、いつまでも。
その道に終わりが来るまで。
遠くへ。
ずっと前へ。