Right & Peace
眠り羊
わたしが嫌いなもの
むやみに相手のせいにして
自分は何をやっても許されるという考え
右も左も関係ない
何かというと
「日本の軍国主義化」などと言われるが
第二次世界大戦の頃の日本に
戻りたいと思う日本人はいないだろう
出兵先のみならず
日本国内でも
人権は大きく制約されていた
大戦末期には
日本は
世界史上前代未聞の
ダメージを受けた
第二次世界大戦後の日本人は
戦争の悲惨さと平和の大切さを
心に刻む教育を受けた
今や戦争を起こそうなどと言う
日本人はいない
いても頭がおかしいと思われるだけだ
価値観は多様化したとはいえ
多くの日本人は
突出することを好まない
他者に気を遣い
自主規制をしがちだ
「穏便に」
「刺激しないように」
「戦争にならないように」
……
何のために言葉がある
何のために頭が付いている
殴りあうためではないはずだ
黙っていては
世界の理解は得られない
自分を助けられるのは
自分自身だ
世界には
正当な主張を聞く耳が
たくさんある
圧力を受けても慌てるな
堂々と
言うべきことを言えばいい
日本人にも
自分を守る権利がある