琉球の秋
朝焼彩茜色
琉球の秋
感じるに尊く少しばかり
ここにも秋の巡る風は流れて来る
されど 蒸しる
太陽だけは涼しげ てぃーだかんかんのおぼろげな空
青は青にしか 収まり切れない 南の空
ガイドブックには載っていない ちゃんぷるーに色つける
国際通り
琉球の秋
半そで 皮ジャン 島ぞーリ そしてブーツ
四季を感じる皮膚皮膚が それぞれ自由
私の現在地は 夏が短い そう思う
少しばかり仰ぎたくなる
青には青にしか 収まり切れない 南の空
まだ暑かろう
それでも あの頃も 一日一言しか喋らない秋が
日焼けした私の皮膚を 瞳の奥まで涼しさをくれた
まだ暑かろう