白山羊さんからのお手紙は お歌でした
るるりら
【白山羊さんからのお手紙は お歌でした】
うそみたいに お日さんが 輝いて
こんな風に ひかりが満ちると
にこやかな音楽の先生のタクトの間の
まるくて すくない言葉を合図に
あなたとわたしは 手と手を結んで
大きく その腕を 振る
わたしのなかのあなたを信じられるから
おおきな声では うたわないで
ずっと聴こえていた鳥の声のように歌う
あなたが虹を音階みたいだなんていう
ドの音が真ん中だなんていうから
虹の中でも ど真ん中を探して
黄金みたいに 安定しちゃう
ねぇ そこの おともだち
おともだちのと わたしの手とが
からんでいるって 嬉しいな
たったひとりの嵐の中の日の寂しい日は
虹のことばかり考えていたよ
輝く日光を分析して
いちばんしたのほうにいるのが私で
だから
わたしは赤いなあ なんて 思っていたよ
あれっ でも いまの私は どの音かしら
一番下の音のはずが 変調して登っていくわたしの言葉
遍照が 響くよ
あなたが あわせてくれたから
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たま様がお書きになっている【空のピアノ】という詩に
よせて 辺詩を書かせていただきました。
たま様とは お会いしたもことないというのに
こどもどうしのような書き方にしました。
失礼だと思ってます。ごめんなさい。
そして、ありがとうございます。