祭りに見る聖闘士星矢(セイントセイヤ)との考察
TASKE

9月、残暑の炎天下を北から南へ
駅前通り商店街に響き渡る野太くて渇いた音

ドンッ!…

三、四拍置きながら、ドンッ!…ドンッ!…
喧騒とした中、一瞬だけ空気を響かせる
水瓶座(アクエリアス)を飲みながら、聞いてる俺まで汗を掻く
射手座(サジタリアス)のこの俺も、矢を放ちたくなるほど欲しくなる
狙いを定めるかのような緊迫した雰囲気と、活気に満ち溢れた街のうねり
後から続く、神輿を担ぐ町内会の人の群れ

セイヤッ!セイヤッ!気分は聖衣(クロス)を纏った聖闘士星矢!星矢!
抱き締めた心の小宇宙(コスモ)、それは、捻り(ねじり)の鉢巻き、はっぴに褌、甚平、浴衣 etc
粋だね、兄(あん)ちゃん!
着こなし上手!
熱く燃やせ!
奇跡を起こせ!
ペガサス流星拳!
俺は流行遅れ!
此処だけの話、未だに新世紀エヴァンゲリオンを見た事がねーぜ
嗚呼、遅れてきた天使のテーゼ

聖闘士星矢の世界って、何だかお祭りの心に通ずる所があるね
ギリシャ神話と日本の歴史
水瓶座(アクエリアス)と射手座(サジタリアス)
涼しげな夜空に永遠ブルー
今宵も俺達の星座は輝き続けてる…


自由詩 祭りに見る聖闘士星矢(セイントセイヤ)との考察 Copyright TASKE 2012-09-10 05:30:08
notebook Home