純粋
ドクダミ五十号

 英仏の「ピュア」とな違うのな

僕らの思考回路は単純じゃあ無い

情緒的に単純化成されてはいないの

ホワイトとブラックで分けられない

グレースケールの何処かに点を置く

その様に思考するので白人至上主義とは違うのです

豚の旗をたなびかせ侵略と奪略の果てに

諸共に縁から落下す。忌まわしいから記されるのだ。

狡猾であるが良い

選択として有利だ

然しだな

歪んだ認識と姑息な行いはどうかな?

賢い行いと本人は認識し自画自賛しているだろうが

その獰猛に「?」を付けぬの心は詩的か?

およそ虚栄心と詩は合体せざる関係で

二つの器に溢れるほど同時に注ぐ愚を犯す事なのだ

常に満たすに

考慮と戸惑いがある

恐る恐る注ぐのだよ

まるで政治家の如くの裏腹には飽きた

純粋無垢で

赤裸で

もっと恥知らずで良いんじゃありませんか

詩になっていませんが

お許し下さい

現代詩とは自由で垣根の無い空き家でしょう?


自由詩 純粋 Copyright ドクダミ五十号 2012-09-05 16:36:37
notebook Home