休憩
灰泥軽茶

清らかな川の水に足を浸していると

冷たくて気持ちいい

足の先に触れる石の声が

沁みこんできて

生まれ変わっていくようで

何も考えずに

河原に転がる大きな石となって

ひなが一日横たわる

ゆっくりと時は流れて

ゆっくりと小さくて綺麗な

石ころになれたらいいな





自由詩 休憩 Copyright 灰泥軽茶 2012-08-30 23:05:45
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