そっと触れてみた　
あなたの手の暖かさに
涙がこぼれた
眠れない夜

無機質な光を放つだけの月にさえ
すがるように　祈りを捧げる

どうか、どうか、
この人の命の灯をいつまでも消さなで下さい

とうか、どうか、
その灯をいつまでも護り続ける強さを
私に授けて下さい

あなたと出会ってから
ガラス細工のようになってしまった私の心
どこまでも透明で
限りなく脆い