題名だけの詩のスレッドより、
七月生まれの題名たち六年分から取捨選択を重ねて抜粋。
題名だけの「詩」として投稿していたものであるがゆえ、
自由詩のカテゴリーに。
もしもお使いになりたい方は、基本的にはご自由にどうぞ。
言葉たち、ここに囲い込んでいるつもりはないので、
題名としてではなくても。
「ぴよどり日和」
「ほしはじろ、つきはじろ」
「コイサギ」
「胸の窓辺のムネーモシュネー」
「カモニカ渓谷のハーモニカ」
「コスモスの硬度計」
「番町いまさら屋敷」
「稠密なバウムクーヘン」
「GPS/全地球測詩システム」
「木漏れ日の森を探しておこう」
「水平線とコーラスライン」
「虹についての次元数」
「測詩線ドーム」
「SQUID/イカ型超伝導量子干渉計」
「深更に深く耕す」
「優しいひとが踊る」
「削除の作法」
「ひとり分のプリン」
一/六 二○○九
「夏の過酸化水素水」
「冷ややかな比喩」
「センチメンタル L-メントール」
「イデアとしてのジェンダー」
「めめんと森の歌」
「帆翔台風」
「泣くための目薬」
「宇宙のトマソン」
「伝えることが絶えて」
「一フェムト秒のファントム」
「寂寥の水脈」
「色彩たちの絶対零度」
「その音のノート」
「なかったことになにもならない」
「るりら、るりたち」
「うすみどり色の指でいいから」
「宇宙天気やっほー」
二/六 二○○八
「虹専門チャンネル」
「風冷クレープ」
「月の埋火」
「透明なラーメン」
「きつねつりふね」
「駄文爆弾」
「ナス野菜」
「言妖」
「致詩量に足りない」
「書くための規矩」
「海の粘度」
「八月のカレンダーガール」
「いるか銀河」
「無知と飴」
「食材の山羊」
「かっぱカルパッチョ」
「幼虫の中の宇宙」
「ワイワイ」
#ワオキツネザルとアイアイの雑種。新しい童謡?の題名。
#交雑可能かどうか、遺伝子云々以前に互いの体長差が。
「一滴の中のアクアリウム」
「トケイソウ時計」
「願いごとエキシビション」
「咲き誇らないで」
「詩の中のひと」
「確率の風が吹いている」
三/六 二○○七
「リングワ・フランカ・2チャンネル」
「ありんこリリー」
「胸の方舟の作り方その5/船外機」
「救急箱には何を入れとく?」
「桃かぐや姫」
「葉っぱ天辺のしずく」
「あのね、コスモス、もしもし、コスモス」
「かぼ茶」
「梅雨が明ける前に」
「ひまわれ」
「百合に星をくれたひと」
「途轍の果て」
「お昼寝のフェスタ」
「七夕ぼたもち」
「夏のジルベスター」
「かきわりのようなかかわりのなかで」
「あたたかなヒエラルキー」
「空白というニッチ」
「得心術入門」
「湖のゼリー」
「パンク、ロック、パンクロニック」
「銀河ながしそうめん」
「雷雲マドラー」
「小鳥たちのウソとツミ」
「巡る季節のメルクマールを」
「さまざまな嵐の神」
四/六 二○○六
「非律俳句」
「雪の十三花結晶」
「蝶道センサス」
「水蒸気の世界樹」
「月の白夜」
「海原に羽根を広げて」
「ジュリエット一人遊び」
「
言挙」
「あるまじろまん」
「星のバイエル」
「削除の魔女」
「朝顔の夜店」
「グロビュール・カクテル」
「河童化考」
「言葉たちのファン・デル・ワールス力」
「疑喩」
「ネビュラ・エミュレーションM42」
「微睡みのマーマレード」
「星踏み月の雨たち」
五/六 二○○五
「ささやくためのさしすせそ」
「夏野菜のカレーとスズムシ」
「在り方の在り処/擬人化することで見えなくなるもの」
「もう一度 森を見るために」
「きょうはきゅうなきょうりゅうび」
「
発句開闢」
「最低2万マイル」
「深層の令嬢アニマ」
「月と太陽のゼータ爆睡」
「雑談分類学/NDC応用における利点と問題点」
「天象航路」
「あふれてありふれるべきもの」
「
合歓の花 揺れやむとき」
「アース・アタック!」
「
魍魎盆踊り大会」
「ローレンツの聞き耳ずきん」
「語覚だけを研ぎ澄ませて」
「Cry for the moon, その月をとって」
「ストーンサークル・オルゴール」
「六曲一双モネの睡蓮」
「もぬけのからより羽化はたせしもの」
「示準化石としてのアスファルト、
示相化石としてのコンクリートについて」
「昔、日本があった場所」
「スーパーストリングスの鳴らし方」
六/六 二○○四