嘆きの墓
黒ヱ

消せない過去だから 寧ろ愛してやろうと思ったんだ
何時だって 唐突に思いだして 身を焦がすから
本当は忘れたいんだ 無くしたい
それが 出来ればナァ!

得意だと思っていた事 意とも簡単に 奪われてら
砕け散る様 見た事 無いのに
それ因りも 誰も理解しないのだから 困る
胸誇り 表現しても どんなに平坦だ?
回れ右して 明後日の回答 並べてら

僕が欲しいのは そんな言葉じゃない!

別に 褒めて欲しいんじゃないんだ
別に 共感して欲しいんじゃないんだ
まぁ 別にそれらは有っても 良い訳なんだけども
そこは通過点なんであって
無駄に摺る程 好きでも無いし

ただの理解を求めてんだ!

君に 嘘を吐いてあげよう
君に 本音は隠蔽してあげよう
だって その為に綴ってんだし
深く深くに隠された 真に実った 想い 受け取れないかい?
他人は 別に興味など持ってはくれ無いし

何時からだろう
何時からそう思っていたのだろう
何時からその事に気付いたのだろう
何時から無くなっていたのだろう
何時から求めていたのだろう

理解してくれる者よ

自分語るね この唄 


自由詩 嘆きの墓 Copyright 黒ヱ 2012-08-07 10:54:04
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