夜明け
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リーフ・ストランデッドは夜明けを待っていた
世界は大きな海と森
速度計の無いマシーンで
鋼のイルカを追いかけてゆく
草原を駆けぬける
大切な命のカーニヴァル
ここではありとあらゆるものが
青白いひかりで燃えている
鳥たちのまなざしの向こうで
ほら まどろみの糸が解かれた
甘いハイビスカスロールに
くるまって空が落ちてくる
みつばちの羽音
舞い踊る火星からの手紙
音速で越えていくアール
湖は飛ぶ!
操縦された花のコクピットで
待ってておくれ
夏空みたいなカーテンの
後ろに隠れてるあのテラスで
揺れる 揺れたこころで
スピードを上げたままの未来で
青い睫毛の祈りで
赤い指輪の輝きで見つけて
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