情熱を乞う
朝焼彩茜色

重ね重ねの紺碧の この空に 

投げかける吐息を 

最盛期の第二四季が

情熱をも越える強靭の風が

運んでゆく

重ね重ねの夜空の色をも 飲み込む

この空に

情熱を燃やさないなんて

満ちる紺碧を 追い払うなんて

アタシには できない

重ね重ねの紺碧の この空に

最盛期の第二四季が

オアシスをも蒸発させる


自由詩 情熱を乞う Copyright 朝焼彩茜色 2012-07-25 13:00:10
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