オスプレイのなぞ
salco

従来の航空工学に反した形をしている
あのH型は一見、「スターウォーズ」の戦闘機や
前世紀初頭の複葉機にも似ているが
真空を飛ぶわけでなく、プロペラは上向き
という事は
推力より揚力に重点が置かれている

下のすぼまりは噴射口か
ジェットエンジンでもあるのか
いずれにせよ、ダブルのローターで
垂直上昇とホバリングは安定するのだろう
つまり、従来の輸送機と違って滑走路を要さない
これがウリだ
砂漠や山岳地帯でも離発着でき
海上で荷上げ・荷降ろしができ
ジャングルでも必要最小限の伐採、整地工作で済む

しかしあれだけの小型に留まるのは
ヘリ型飛行体の重量的な限界を示している
あれでは武器弾薬とか人員の類しか積めない筈だ
さしたる高度を飛べるわけでもないだろう
スティンガーとかが届かない高度で
スティンガーとかに捕まらない速度
かな?

それにしても
ごっついローター2基の間に発生する気流を
どう考えているのか
その気流は飛行の際の何に有用なのか
ある気象条件下
例えばダウンバーストに強い、とでもいうのか
素人にはどうにもわからない
誰かおせーてちょんまげ


自由詩 オスプレイのなぞ Copyright salco 2012-07-23 23:12:32
notebook Home 戻る  過去 未来