雷鳴のち雨
焼墨涼

雷鳴のち雨
支えきれなくなった
重みに
洗濯物はらりと落ちた
足元
輝く糸屑が大きな雲の形を縁取って絡まっていた
冷んやり
靴は履いてなかった

真実を知りたくて
でも私はいつも間違っています。


自由詩 雷鳴のち雨 Copyright 焼墨涼 2012-07-16 21:42:38
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