七月七日
かんな


七月七日は
晴れだったんだろうか
雨だったんだろうか
そういえば私は
一年という月日を君と過ごして
入籍を決めたのだった

色々な人々が
星のもとで生活していて
私と君が
しあわせだろうが
ふしあわせだろうが
関係ないだろうけれど
一生一緒にいることを決めたね

激動の人生と題すれば
それは言い過ぎだろうけれど
私の生き方は
いつも渦を巻いていて
君と出会ってから
不思議と
静かな波打ち際に立っていられるようになった

あいすればこそだろうか
あいされたからだろうか
どちらでもいいね
二人でリングをはめれば繋いでいられる
てとてがあるから
生き方の拙さはお互いさま
しなやかにいきよう

何億光年先の未来など
想像も出来ないね
ほんのすぐ明日をくりかえしくりかえして
長い年月を経ていこう

七月七日は
私と君がまた出会う日
毎年出会いを重ねていこう

ありがとう
ありがとう





自由詩 七月七日 Copyright かんな 2012-07-13 21:12:11
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