大飯原発ゲート前を占拠した勇者たち。
出遅れて３０日、２３時から参加。
私は機動隊にかなりびびっていた。
反対の連呼、ダンスが楽しい。
その光景に涙が流れる。

涙を誘ったのは、勇気なのだろうと思う。

再稼働反対！

機動隊も反対する側も役者だ。

強烈なエチュード。

次の日の朝、人の壁に参加。
私はかなりびびっていた。

私は昼前に退散。

温泉に浸かって帰った。


私は表現することに少したずさわってきたが、
これほどの表現に出会ったことはなかったので、
かなりのショックを受けた。
国家側も市民側も両軍向かい合って。
どちらもなくてはならない役者なのだ。


機動隊、市民。その存在感に圧倒されて、
市民の側である私が、完全になりきれない。


明日仕事だ。疲れた。雨が激しくなった。
しばらく情勢は変わらないだろう。


いろいろ理由をつけて、温泉に浸かって、私は帰ってしまった。
これほどのお祭りに参加できるチャンスはもうないかもしれない。


家に帰って、攻防を見届けることができなかったこと、
人生最高潮のボルテージの高さに出会うことを見送ったことにやっと気付いて、悔しくてまた涙が出た。


私の負け犬の遠吠え！再稼働反対！


勇者たちよ、諦めるな！