成熟すると愛に満ちる
ペポパンプ

私が修論で言いたかった事は「生態系は成熟すると愛に満ちてくる」
と言う事である。
植物生態系が遷移が移り変わるにつれて「潰し合う競争の社会」から
「共生する愛に満ちた社会」になる事を証明したかったのである。

それにはエントロピーの式を変形させ、あるなしデータより、種間関係度を-1〜+1で
表し、総当りで見ていく、式はあっていると教授のお墨付きだった。

植生は初めは自分が生きることが精一杯でマイナスの強い関係を持つが、
植生が成熟してくるにつれて協力(プラス)の強い関係ができてくる一方、
無関係の関係も多くできてくる事を推測していて、言いたかった。

これからの高齢者社会も愛に満ちた関係であって欲しい。命を大切にした、
命の重みに差別のない温かい世の中になって欲しい。この戦後の日本、
高度成長期の日本を支えてくれた高齢者を大切にして欲しい。
そして皆が幸せに暮らせる社会になって欲しい。それが私の願いです。

今の豊かな日本ではできる事です。多様性は安定性を産みます。色々な人が沢山いた
方が安心した社会を作る事ができるのです。

お金持ちの資産を再分配してください。消費税のような貧民にも負担を強いるような
税は止めて下さい。お願いします。

「より多くのものの、より大きな幸せ」を除いて個人の幸せは保障されません。
ちょっとした規則性は最大の自由を得られるのです。正しい社会の仕組みで、
皆自由になれるのです。皆さんちょっと立ち止まってよく考えてください。
今、日本の未来がかかっています。



散文(批評随筆小説等) 成熟すると愛に満ちる Copyright ペポパンプ 2012-06-29 21:29:18
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