twinkle
涼深
軌跡描いて駆け抜ける青
鼓膜に響く歌声
揺さ振られて
膨張する熱は
見えない鎖を熔かしていく
震えて
怖がって
瞳閉じて
誰かが背中押すのを待っていた
恋して
焦がれて
衝き動かされて
感じたのは、ほんの少しの抵抗
走り出す道の先
抱えた熱は闇を照らすから
ただ真っ直ぐに、心のままに
あの日の軌跡を見失わないように
繋がれた定位置から抜け出し
星の隙間駆け抜ける
まだ始まったばかり
不安も笑って受け入れて
いつの日か
空に描く自分だけの色彩
恋して
焦がれて
追いつきたくて
動き出したカラダ
加速するキモチ
前へ、前へ、前へ
軌跡描いて駆け抜ける青
鼓膜に響く歌声
『――君に祝福あれ――』