シークレットラブ
黒髪

きっときっと
いつかは笑い合える
今は手も届かないけど
君が遠くにあるならそれは現実
どんなにかその距離を縮めたくて
僕は汽車に乗ったりしたよ
でもまだ早かった
その上無賃乗車で捕まった
ああ機関の音がうるさい
闇を手探りで
線路の上を歩いて帰る
きっといつか
全てを許せる時が来るだろう
たとえ冷たい君さえも
抱いて欲しかったぬくもりで
君のカラダを
愛が愛が愛が
僕を打ち壊す


自由詩 シークレットラブ Copyright 黒髪 2012-06-07 07:33:58
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