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南 さやか
どうやって心を偽ろうか…
そんなことをずっと 考えていた
私たちは 早すぎた向日葵
同時に
空へ伸びて行く思いが ある日
突然の雨に押し倒されるように
ふたつの心が右に 左に
ぶつかりながら暖まって行く
どうしていいのかわからずに
飛び交う文字を 掴んで離す
光の中 揺れる窓辺のふたり
瞬きを止めたらきっと 何かが始まりそうな
そんな瞬間
悲しい記憶で 互いの夢を塗りつぶす夕暮れ
だけど
想いはひとつ
それを又 確かめあう
窓辺のふたり
自由詩
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南 さやか
2012-06-05 17:07:33