laundry
まきしむ

僕は、路上に寝転がっていたよ
空から雨が降ってくるから
口をあけて 流れ込むに まかせていました
猫も近くにいたよ 茶色のぶちの
かあいいやつね へへ

何を言ってるんだ 俺は
何をふざけたことを
憤然として立ち上がり 髪を振り回した
拳を握り締めた 
何をやるんだ 何を?昆布とりにいく。海に。
雨が体を強く打ちつけ続けていた

やめた。俺はコインランドリーにいた。
平積みにされている雑誌の中から
ジャンプを取り出し ランドリーにぶち込み
小銭を投入し勢い良く蓋をしめた

これから何をしよう?今や私は自由だ
空は完全に晴天である 恥ずかしい


自由詩 laundry Copyright まきしむ 2012-06-05 01:31:14
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