ゼロから一、一から?(ハテナ)へ
yuugao

閉鎖傾向の鞘の中。
無数の土産屋の陳列列島(劣等)。

身なりの時計は
知らず知らずのうちに
どこかと
だれかと
みんなと
かたこと
たわごと
ままごと
「と」ととっとと同期しやがる。

洞窟が設けてあるような世界には
どうでもよくて
どうでもよくはない"暗がり"が点在している
だからなのだろうな
虚ろなヘッドライトが必要となるのは。

白身のような練り物は
思ったよりもアッサリしていて
いろんな意味で洗練されていると思った。
だのに
なのに
とわに
だれに
どこに
「に」ににやりとに(煮or似)出されていやがる。

淡白なハカマが滲む劇場。
嘘っぽいピンマイクを片手にしたとたんに
頭から「と」と「に」がに(逃)げだしていくような気がして。


自由詩 ゼロから一、一から?(ハテナ)へ Copyright yuugao 2012-05-30 21:00:52
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