ささやかな不幸。
永乃ゆち




いつも独りで膝を抱えて座っていた

遊びと言えば砂に絵を描くことだった

お母さんは気付かない

幸せでも不幸せでもなかった(はず)

もう少しおじいちゃんちに居たかったな



自由詩 ささやかな不幸。 Copyright 永乃ゆち 2012-05-12 00:39:50
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