夢の話
黒髪

お前のタコ踊り面白いぜ
俺は笑っちまった
それだけでは生きていけないものだから
このことは一時の余興
段落を変えれば
真面目な話がしたいんだ
とてもリアルな話さ
紫の山々でも眺めながら
二人が生きるために
雲を幾度も数えたね
星を幾度も数えたね
あの悠久の気分は幻じゃない
気を切り替えて、コーヒーでもいかが
俺の部屋はきちんと片付けたから
何度来てもいい
タバコを飲めよ
ベッドの上で踊ろうぜ
こんなことが俺のしたいこと
お前は夢を持ち寄るだけでいい
唇にそっとのぼらせる夢を


自由詩 夢の話 Copyright 黒髪 2012-05-10 11:16:20
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