おすそ分けの風
朝焼彩茜色

おすそ分けが零れてゆく 至福の風に細かく入り込んで

おすそ分けを零してゆく 浅葱の風が目に沁みる 清涼感

 心の裾をなびかせてゆく 愛する人を包みながら

 心の裾が戯れてゆく 愛する世界を見渡しながら 裾に膨らむ分だけでも

嬉しくてならない 至福の風が 心の裾と一致する

幸せでならない 浅葱の風が 心の隙間を埋め尽くす むらなく おすそ分け

 感じが零れてゆく 嬉しくてならない
 感じを零してゆく 幸せでならない

これからも なにからも おすそ分けの風が


自由詩 おすそ分けの風 Copyright 朝焼彩茜色 2012-05-07 14:25:10
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