微熱
マーブル
そこは儚い
青い微熱 うつぶせの日記
ぼくの息づかいったら こんなにも 儚い
三つめの春が 言葉もなしに やって来るってね
だれもしらないよ
宇宙の塵だとわかっているけど
あたたかく吐き出す 愛っていうものに
ぼくは躊躇ってばかりだ
なんにも しらないのに?
ミルフィーユのかけらが転がる部屋の片隅で
夕暮れが 通り過ぎていくのを 黙って見ていたい
自由詩
微熱
Copyright
マーブル
2012-04-23 02:30:23