ミモザボンボンの夜に
ゆべし
猫がお爪でミモザボンボン
ぷしゅんと割ったら
月がこぼれた
裸足の人に降りかかって
足をびちゃびちゃ言わせながら
彼は森の協会へ
神父さんたらうっかりしてて
黒猫しまい忘れてた
お口からぬるりと
猫さんお出まし
するどいお爪で
裸足の彼の黄色い脳みそ
ぷしゅんと割って
いいお顔
ごちそうさん
自由詩
ミモザボンボンの夜に
Copyright
ゆべし
2012-04-19 00:13:06