春の日
ここ

少し背伸びがしたくて
ちょっと大きめの靴をはいてみた
少し自由になりたくて
ちょっと大きめの靴をはいてみた

いつもはいているぴったりの靴は
ちょっと窮屈で
いつもはいているぴったりの靴は
ちょっと退屈で

空はとても澄んでいて
風はさわやかに心を濯いでいく
日差しはとても柔らかくて
時はのんびりと流れていく

少し背伸びがしたくて
ちょっと遠いところまでいってみた
少し自由になりたくて
ちょっと遠いところまでいってみた







自由詩 春の日 Copyright ここ 2012-04-13 10:21:52
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