ポテトチップス
マーブル
ポテトチップスを聞いていた8回目の桜吹雪は舞った
クレパスは全部パステルで涙で混ぜて描いてみたんだけれど
黒い硝子の靴がどうしても欲しいと叫び散らしてるばかりで
うんざりした太陽は苦笑いをしてポンポン振ってくれる
ゼブラはこう云ったんだ 風がきえることなんかないねって
それって世界も宇宙も終わらないってこと?って聞いたら
わからないけど見えないものは自由なんだって思うって
歩いていく言葉たちは自由自在にころころ変わってしまう
そんな空気を掬って またポテトチップスを8枚食べる
気まぐれに光るあれはなに?
乱反射するあの思いを思い出そうとしている
形を無くしてきらきら散らばった
それは石だったか水飛沫だったか硝子だったか
そんなことはどうでもよかったんだ
一瞬のビックバーン
そんなのを夢みてたから
今も見つめ探してるよ
緑いっぱいの情熱が燃えるとき小鳥はやっとこ眠りにつける
甘えっぱなしの小鳥ももうすぐ飛び立ちたいのかもね
雷も怖くないって思うし雨が降ったらすこし休んだりしてね
守りたいもの守るって大変だけれどわたしちょっと守ってみたいんだ
笑う?
たいせつなものたちを笹船に乗せて
向日葵みたいに笑ってみたいって