憂いなきダンスホール
朝焼彩茜色

現代は、浮いている世かな。
ダンスホール、平均的なDJの奥義でも、若者踊る。

憂いでなんかいない。決して。

源は、憂いの世なんかでは、ない。

ポールダンス、螺旋階段を振舞う、金髪の小娘。

浮いてなんかいない。つま先から、着地している。

落とし穴など、微塵も見向きもしない。

私は、雰囲気を遊びながら、根源を吹かし、ハイボールのカランコロンを星の音に似せ。

プラネタリウムでの願い事を、かぶせる。


ダンスホール、若者踊る。抱えきれない、こんな世でも。

しらけてなんかいない。
憂いてなんかいない。

平均的なDJが、小さなテクニックを上げる。ビートがカランコロンに弾き、
星屑と踊り汗に散り咲く。

プラネタリウムでの願い事を、かぶせる。

私の白いTシャツが、星屑と踊り始めた汗に、散りばめる。



自由詩 憂いなきダンスホール Copyright 朝焼彩茜色 2012-04-08 22:25:41
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