感覚だけの春
吉岡ペペロ

仲間たちの家族の声がこだました

このこだまを体を張って守ろう

強い集中と前進する覚悟だけだった

なにかに重ねるように想うことで

なにかに包まれているような感覚があった


桜や月がきれいなことを

まだ受け入れることができない

蓋をしているのか

感情の水脈はもう埋まってしまったのか

なあなのにおれな

桜や月がきれいなことを

まだ受け入れることができない


仲間たちの家族の声がこだました

このこだまを体を張って守ろう

強い集中と前進する覚悟だけだった

なにかに重ねるように想うことで

なにかに包まれているような感覚があった





自由詩 感覚だけの春 Copyright 吉岡ペペロ 2012-04-06 22:37:49
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