Honesty
文字綴り屋 ひじり
俺は正直でありたいと願った時
嘘をつきたくないと思った時
君は「あなたの強さはある人を護るけれど違うある人を傷付ける。」と言った
そして悲しそうに微笑んで微かに首を横に振った
君のその言葉が俺への答えだったんだな
ただその時はそれに気づかずに
「例えその時に傷付けてしまってもいつかきっとわかってくれるはずさ。」と
胸を張っていた
だけど君は傷付けられる人を見過ごせなかった
例えそれが君を護るための俺の言葉だとしても
でも俺は正直でありたい
誰かを傷付けた言葉の刃が君へと向かってしまうのなら
その刃に俺は立ち塞がることができると信じているから
そしてそのことを君に信じて欲しいから
何度でも君に伝えよう
「君だけを愛している」と