君の知らない所で
subaru★

君の目と太陽が重なりあう時
キツイ日差しを和らげる雲は
すぐそこまで駆けつける

君が一人で地をう時
視界を遮る朝靄あさもや
一目散に寝床に帰る

君の手がかじかむ時
流離人は
そこら中の溜息を掻き集めて
温もりに変える

君は何も知らずに
平和を口ずさんでいる
日毎夜毎


自由詩 君の知らない所で Copyright subaru★ 2012-03-25 02:47:44
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