微睡(まどろ)み
……とある蛙



朝の微睡みの中
腹に行儀良く座っている黒猫
薄く開けた眼の先には
彼女の瞳がある
夢と現うつつを行き来するうち
そのまま抜け出した僕の意識は
彼女の瞳の中に落下する


自由詩 微睡(まどろ)み Copyright ……とある蛙 2012-03-16 16:56:12
notebook Home 戻る