中途半端な夜に
梅昆布茶
夢見ることが
ちょっと億劫なのです
ピアノをポロんと弾くように
言葉がこぼれます
僕を待っているものがなんであろうと
きっと仲良くなれます
暦の明日に色を塗るとしたらどんな色がよいのでしょうか
それとも
いつか君がくれた未来への言葉を貼り付けておきましょうか
僕のさびしい窓辺には小さな花が必要なのかもしれません
ただ咲いていて小さな意味をしっかりはらんでいる
薄紫の花が
だから今夜もそんな花の夢をみるでしょう
きっとね
自由詩
中途半端な夜に
Copyright
梅昆布茶
2012-03-12 22:17:10