曇り日
吉岡ペペロ

小学生のとき突然女の子にキスされた

ぼくはそれを肩で拭いた

家に帰り口をゆすいで鏡を見た

それから叔母さんにあったことを伝えた


女と和食のお店に入った

ランチのコースを頼む

曇り日の明るさの中で

世界は緑と灰いろだった


小学生のとき突然女の子にキスされた

ぼくはそれを肩で拭いた

家に帰り口をゆすいで鏡を見た

それから叔母さんにあったことを伝えた





自由詩 曇り日 Copyright 吉岡ペペロ 2012-03-12 21:54:46
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