そんな気がした空模様
灰泥軽茶

くしゅんと
鼻を鳴らし
あなたを思い出す

ぶるるんと
太ももが
震えたような気がして
携帯電話を手にとり
あなたを思い出す

もう会うことはないだろうけれど
どこかできっと
鼻を鳴らし
太ももが震えたような気がして
私を思い出してくれているだろう



自由詩 そんな気がした空模様 Copyright 灰泥軽茶 2012-02-26 02:33:21
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