学級委員長
yamadahifumi

朝がやって来て

僕を夜へと誘う

「止めろよ。僕はもっと眠っていたいんだ」

「この世に起きたくはないんだ」

・・・朝は強引に僕の布団を引剥がして

それをどこかへと持って行ってしまう

僕は寝ぼけ眼のまま

神に祈り、朝を呪った

・・・朝、いつもの学校に登校すると

学級委員長の髪が

おさげになっているのに気がついた


自由詩 学級委員長 Copyright yamadahifumi 2012-02-17 10:21:31
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