病院体験談 その1
ベンジャミン

「その日 私のお尻は奪われた・・・」

直腸内視鏡検査。
胃カメラはメジャーですが これはあまり知られていません。(私も知らなかった) 直径2cmほどのカメラのついたケーブルを 口から入れるか「お尻」から入れるかの違いです。

えぇ 胃カメラと違うのはまだあります。「麻酔」を使わないということです。ご存知の通り腸はくねくね曲がってます。曲がり角にきたときカメラケーブルの方向転換は カメラ部分だけ曲げて あとはくるんとひねるのです。その瞬間・・・ 激痛・・・

「はぁ うぅぅぅ!!!」という悲鳴がもれた

何故か先生は女医さんでした。
「男なんだから変な声出さない!!!」
怒られました。

(「男なんだから」って・・・差別しないでくれぇ 痛いものは痛いって・・・)

そうこうしているうちに また曲がり角へ

「はぁ うぅぅぅ!!!」(また怒られた・・・)

腸があと何回くねくねしてるかなんて知らないよぅ (だんだんいじけてきた)

「先生・・・ あと何回曲がるんですか?」

「先生・・・」 (無視ですか!!!)

終わったあと 腕に自分の爪あとが・・・そして目元には涙がこぼれていたことは言うまでもない。。。(TT) よく頑張った自分 (もうやだけど^^;)

※その2を書くかどうかは反響を考慮いたします。 


散文(批評随筆小説等) 病院体験談 その1 Copyright ベンジャミン 2004-11-30 19:17:55
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